包茎は性病のもと
包茎は病原菌の温床
包茎。
それは男にとって不名誉の代名詞とも言えるものである。
包茎は見た目も情けなく、亀頭も鍛えられないので早漏の原因にもなりやすい。
まさに百害あって一理なしの状態だ。
そして、さらに包茎は様々な病気を引き起こす原因になる可能性がある。
包茎によって亀頭が蒸れてしまうため、病原菌が非常に繁殖しやすいのだ。
これが自分だけが性病に悩まされるなら良いのだが、性病は人にうつるものなのだ。
パートナーがいる場合、パートナーにまで性病をうつしてしまうという事にもなりかねない。
特に、男性では症状が軽いような性病でも、
女性には大きな影響を与えてしまうようなウイルスも存在するのだ。
つまり、包茎でいることのリスクは自分だけでなくパートナーにまで及ぶのだ。
包茎が引き起こす性病
まず、包茎が原因で発祥リスクが高まる性病に関して見ていこう。
まず良く起こりやすいのが亀頭が不衛生になる事によって起きるものだ。
亀頭包皮炎やフォアダイスなどがそうだ。
亀頭包皮炎は包茎によって恥垢が溜まってしまい、
それにより亀頭が炎症を起こしてしまうというものだ。
主な症状としては、皮がかぶった部分が赤くただれてしまったり、
白い垢が出てきたりして、かゆみを伴うことがある。
フォアダイスは亀頭にブツブツが出来てしまうものだ。
特にかゆみ等の不具合は無いのだが、いかんせん亀頭にツブツブが出来ているのだ。見栄えは悪い。
見る人によっては性病に見えてしまうかもしれないので、女性受けは確実に悪くなるだろう。
フォアダイスはクリニックで治療する事ができるので、気になる人はお医者さんに取ってもらおう。
これらの病気は男性にとっては大きな問題となるのだが、女性にはうつらない病気だ。
だから、最悪、性病になってしまっても、一人でしっかりと治療にあたえれば問題は無い。
しかし、問題になるのはこれからあげる性病だ。
包茎によって発症リスクが高まる性病として他に
クラミジアと尖圭コンジロームがある。
メジャーな性病なので聞いた事が有るかもしれないが、
これらの性病は性交渉によって女性にうつってしまう可能性があるのだ。
しかも、クラミジアや尖圭コンジロームは
感染した場合、男性より女性の方がリスクが高くなる。
特に尖圭コンジロームの原因となるヒトパピローマウイルスは単なる性病だけでなく、
何と子宮頸癌の原因にもなるのだ。
これはもうかゆいだの痛いだのといったレベルの話ではない。
命にかかわる大問題だ。
常に包皮を剥いておくことで性病を防ぐ
以上のように、包茎でいる事は性病のリスクを高めることとなる。
従って、成人男子であれば可能な限り包茎は治しておきたいものだ。
しかし、いくら包茎を治したくても、すぐに治せるものではない。
なので普段から少しでも亀頭を清潔に保つように心掛けることが重要だ。
お風呂場ではしっかりゴシゴシと洗って汚れを落とし、
普段も可能な限り包皮を剥いて亀頭を露出させておくようにする事だ。
そうする事によって亀頭が蒸れにくく、病原菌が繁殖しにくくなる。
そういった意味では包茎矯正器具等を使うのも良いだろう。
ようは亀頭が蒸れて不潔にならないようにしてあげる事が重要だという事だ。
亀頭を清潔に保ち、性病リスクを下げる。
それが大人のマナーというものだな。
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